
Dick’s Picks Volume 3は、1995年11月にGrateful Dead Recordからリリースされました。1977年5月22日にフロリダ州ペンブロークパインズのスポルタトリアムで録音。
1977年に名盤Terappin Stationがリリースされ、この年のライブは最高の1年になりました。Dick’s Picks シリーズの中でもvol.3は名ライブ盤として名高く、Terappin Stationから多くの曲が演奏されています。特にdisc2の流れは最高です。
- “Funiculì, Funiculà”
- “The Music Never Stopped”
- “Sugaree”
- “Lazy Lightning” ->
- “Supplication”
- “Dancing in the Street”
- “Help on the Way” ->
- “Slipknot!” ->
- “Franklin’s Tower”
- “Samson and Delilah”
- “Sunrise”
- “Estimated Prophet” ->
- “Eyes of the World” ->
- “Wharf Rat” ->
- “Terrapin Station” ->
- “(Walk Me Out in the) Morning Dew”
Jerry Garcia – lead guitar, vocals、Donna Jean Godchaux – vocals、Keith Godchaux – keyboards、Mickey Hart – drums、Bill Kreutzmann – drums、Phil Lesh – bass、Bob Weir – guitar, vocals

1974年から1977年にかけて、Deadは大きな転機を迎えます



1974年の「さよなら公演」の編集盤がSteal Your Face。1974年10月16日~20日の連続5公演を収録し、1977年に「Grateful Dead Movie」として映像としても公開されてます。
1974年10月のこの日の演奏を最後に、Grateful Deadは一旦活動を停止します。自らのレコード制作会社などの企業体が失敗に終わりの経営がうまくいかず、また、コンサートでのPAシステム「Wall of Sounds」に経費が掛かり過ぎたということもあるそうです。
休養期間は1975年の1年間で終了し(1975年8月13日の単発ライブは「One From the Vault」としてのちに発売)、1976年から再びライブ活動を再開し1995年まで続きます。
1974年のライブとしてオフィシャル盤Steal Your Faceが第一選択肢ですが、Dick’s PicksシリーズVol.7、12、24の方が、素のライブを味わえます。
Cornell 5.8.77

1977年5月8日のライブを収録した本作品
Dead Headsの間では知れ渡りすぎた名演であり、高音質のライブ音源として出回っていたことはあまりにも有名です。そのライブ音源が、40周年記念として2017年にオフィシャル発売され、さらに音質が向上したわけです。聴きやすさと臨場感あふれた素晴らしいCDです。
Terappin Station

1977年7月にリリースされた9枚目のスタジオ・アルバム。アリスタ・レコード移籍最初のアルバムで大ヒットしました。バンドが約2年間の中断の後、ライブツアーに戻った後の最初のスタジオ・アルバムです。ビルボード・アルバム・チャートで28位に達し、ゴールド・アルバムを獲得し,新たな黄金時代に突入しました。とても聞きやすいポップなアルバムで、LPB面を占めた表題曲やDancin’ in the Streetsが秀逸な出来上がりです。ジャケットデザインも可愛い。 収録曲 1Estimated Prophet 2Dancin’ in the Streets 3Passenger 4Samson & Delilah 5Sunrise 6Terrapin Station
