
Los Angeles Memorial Coliseum,Los Angeles,CA USA 1st June 1991
Mike Millardについては以前にもブログで書いたことがありますが、Stones,Zepp,Yesなどの高音質ブートで有名なテーパーです。彼の逝去後最近になり多くのマスター音源が徐々に公開されています。その中で、彼の趣味とはちょっと違うDeadも録音されていることがわかり、世界中のDeadファンは歓喜しております。
Deadのライブはテーパーセクションで録音ができるため、様々な音源がネットを介しテーパー間で交換されており、オフィシャル盤とは違った楽しみがあります。もちろん音質はサウンドボード、いわゆるライン録音が一番でしょうが、観客の歓声がカットされたりしてライブ感に乏しい欠点もあります。では、テーパーセクションの音源というと、ステージとの距離感が感じられるのも事実です。
Mike Millardの最大の功績は、オーディエンス録音はサウントボード録音より劣るというイメージを覆したことにあります。最高の録音機器を駆使し、再良のポジション(もちろん隠れての録音)で録音された数々の音源は、その臨場感と音質の良さによってオフィシャルライブ盤を超える名ブートが多く存在しています。!
今回紹介する1991年地元でのライブは、当然?のことながらサウンドボード録音やテーパーセクションでの音源も出回っています。しかし、この会場前方で秘密裏に録音された音源は、距離感ばっちし、臨場感あふれたMillard基準の高音質音源で、隣の観客の叫び声など、会場に自分がいるかと錯覚するほどの味わいのあるブートになっています。
Disc 1 1. Intro 2. Shakedown Street 3. Walkin’ Blues 4. Bertha 5. Greatest Story Ever Told 6. Candyman 7. Queen Jane Approximately 8. Deal
Disc 2 1. Intro 2. Picasso Moon 3. Foolish Heart 4. Playing In The Band 5. Uncle John’s Band
Disc 3 1. Drums 2. Space 3. I Need A Miracle 4. Black Peter 5. Throwing Stones 6. Not Fade Away 7. One More Saturday Night
Jerry Garcia – lead guitar, vocals Bob Weir – rhythm guitar, vocals Vince Welnick – keyboards, vocals Phil Lesh – bass, vocals Bill Kreutzmann – drums Mickey Hart – drums Bruce Hornsby – keyboards, vocals
「In The Dark」大ヒットにより、ついにスタジアム・バンドになった1991年のライブ。2週間後のジャイアンツ・スジアムのライブはオフィシャルでリリースされています。コカイン中毒で急死したブレント・ミッドランドの後任としてブルース・ホーンズビーがキーボードで参加していた時期です。「Not Fade Away」でのデッドヘッズの盛り上がりも最高です。このライブ観に行きたかったなあ!





