ジャパン・ジャム
1979年8月4日の神奈川県・江ノ島 特設会場を皮切りに開催された、当時の日本最大級の屋外コンサート。当時の出演アーティストの顔ぶれからも、第2のウッドストックとの呼び声も。今となってはあまりにもオーバーですがそれでも約8万人?(主催者発表)集まった画期的なロックイベントでした。屋外しかもビーチサイドの広大な会場、ブロックごとの席割で自由に座れる、飲物持ち込みチェック無し。キャンプみたいに簡易椅子に座っての観戦、多くの米兵(神奈川県内2か所の基地からバスで大勢来てたそう.)かなりうるさかったけど、なんか日本ではないようなライブの雰囲気でした。快晴、湘南の海と江の島、ビーチボーイズ。これ以上ないセッティングでしたね。後で思い返すとそう思いました。その後のロックフェスの多くは野球場等に移りましたので、本当に観に行ってよかったと思ってます。
「開催日」
8月4日(土)5日(日) ◆ 藤沢・江ノ島特設会場 海水浴スポットとして人気の江ノ島の橋を渡った、今は駐車場となっているヨットハーバー横の空き地(約3万平方メートル)で開催された。
8月7日(火) ◆ 京都・伏見桃山城キャッスルランド Heartの演奏の時大雨で舞台が破損し、演奏j中断し、大変だったそうです。
「参加アーティスト」
TKO・Firefall・サザン・オールスターズ・Heart・Beach Boys (演奏順)


大学4年(専門過程2年)。ガールフレンドと一緒に車で炎天下の江ノ島まで行きました。目的は、Beach Boys,Firefall,Heart,そしてデビューアルバムが大ヒットのサザンオールスターズ。青学大出身。もちろん行きの車の中ではサザンのカセットをかけて、胸騒ぎの腰つきとか、砂混じりの茅ヶ崎なんて歌いながら湘南へ向かったのでした。でも、その後こんなにメジャーなバンドになるとはその時は思ってませんでした。
前座はTKOとFirefall. 全く知らないTKOは何となく終わり、次にWestCoastSounfのFirefall. デビューアルバムが素晴らしい出来だということは後で知りました。Firefallは哀愁のあるメロディーが今でも好きなんですけど、この時はほとんど知識がなく、悲しいかなその時の記憶もほとんど飛んでいます。ここから、大盛り上がり。デビュー間もないサザンが神輿を担いででてきて、パワー全開のステージ。いわゆる凱旋公演なんですね。半纏半被着てのライブに地元日本人観客は大声援。私もファンになりました。次に私のお目当ての一つHeartは、アン&ナンシーの美人姉妹のボーカルはすごかった。姉妹2人がフロントのバンドって、滅茶苦茶かっこよすぎでした。外人もここで超ノリノリに!最後はzepのロックンロール!すごい。大トリのBeach Boysに、ブライアンも来ていたとは後で知りました。マイクが日本語でスマハマ歌ったのも愛嬌。観客も立ち上がって踊って盛り上がっていましたが、彼女がもう帰ると言い出して仕方なくアンコール途中で帰ったのを思い出します。全部見たかったなあ。そう、すごい数の米兵が横須賀からか来ていて大騒ぎしていたこともよく覚えています。炎天下のロックフェスはコーラがとてもおいしかった。
【TKO 】
01 Rock’n Roll Again
02. Only Love
03. Ain’t No Way To Be
04. Don’t Say No
【Firefall】
01. Mexico
02. Goodbye, I Love You
03. Strange Way
04. Livin’ Ain’t Livin’

TKOは全く知らないから4曲でいいけど、Firefallもたった4曲。前座は厳しいね。
Firefallは当時すでに3枚のLPを出していて、どれも素晴らしい出来のメロウ系カントリーロックです。シングルではLivin’ Ain’t Livin, You Are The Woman, Cinderella, So Long 、Strange Wayの中ヒットがありましたが、日本ではほとんど無名でした。哀愁漂う佳曲ばかしなのに。


これらのライブ盤を聞いてください。彼らの魅力満載です。
【サザンオールスターズ 】 セットリスト資料なし、でもほとんどこのLPからの選曲でしょう。もちろんラストはあの名曲でした。勝手に...