まずは、Loggins &Messina時代のライブ盤On Stageの、出だし1,2曲目を聴いてください。Kennyが弾き語りでプー横丁の家、ダニーズソングを歌います。Kennyの伸びのある歌声に誰もがメロメロになるはずです。最高のメロディーメーカーでシンガーでハンサム。非の打ち所の無いKennyは、80年代半ばからはサントラヒットの連発により、大衆的人気と昔からのファンの想いとのギャップがどんどん広がっていきました。大半のAORファンはそれまでのKennyを愛しており、若々しいL&M時代7枚のアルバムはどれもケニーの魅力あふれる好盤です。私も後追いでBOXでそろえて聴きました。オンタイムでMama Don’t Danceがチャートを騒がしていたころが懐かしいです。
Kenny Loggiins Alive! L&M解散後、Celebrate Me Home(1977年)Nightwatch(1978年) Keep the Fire(1979年)と素晴らしい作品を連続して出した後、1980年に発売されたライブ盤。Keep The Fireの中のWhat a Fool Believes は1980年GrammyのSong of the Year、1981年のGrammyではThis Is ItがBest male Pop Vocal Performanceをとり頂点へ上り詰めました。このCaliforniaでの絶頂期のライブが悪かろうはずがありません。AORとしてもwest coast soundとしてもソロとしての最高の瞬間が味わえます。


1984年3月11日 厚生年金会館
1979年以来2回目の日本公演です。
Setlist
1.Don’t Fight It
2.Heart to Heart
3.I’m Alright
4.Celebrate Mr Home
5.Ahristopher Robin
6.Danny’s Song
7.Heartlight
8.House at Pooh Vorner
9.I Want to Sing You a Love Song
10.Keep the Fire
11.Only a Miracle Play
12.Run River Run
13.Sweet Love
14.What a Foiol Believes
15.Whenever I Call You Friend
当時のコメント:なんてカッコ良く、伸びとつやの有る声、商業主義ともうまく迎合しながらも、ロックの王道を行くケニ―。Keep the fire, Night watch.メローな曲も最高です。
Footloseが聴きたいなら、左側の1985年のデンバーのライブがお薦めです。右のAOR3人のジョイントコンサートも楽しいです。