Led Zeppelin Atlantic 2012年11月発売

2007年12月10日にロンドンのO2アリーナで開催されたアーメット・アーティガン・トリビュート・コンサートのライブ盤です。私は「Celebration Day」 のDeluxe Edition(2CD+Blu-Ray+DVD)を購入しました。やはり映像があると最高です。

 このライヴは、レッド・ツェッペリンとして27年振りのライヴであり、世界中のファンが待ちに待った歴史的なライブとなりました。ジョン・ポール・ジョーンズ、ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、そしてジョン・ボーナムの息子のジェイソン・ボーナムというメンバーでのレッド・ツェッペリンは、全16曲2時間超のステージで、映像を見ればすぐわかるように、最高のパフォーマンスで、そこに最高の魔法が本当に存在しているのです。Page &Plantのライブを観たことがあるのでその延長かと思ったら、とんでもない、凄すぎです。ああ、ありがたや!

ただし、このことを我々が知るには2012年の秋まで5年近く待たなければなりませんでした。コンサートから4年経ってもライブ盤がリリースされないため半ばあきらめていた頃、突然のリリース発表に歓喜した記憶があります。当然のことながら『祭典の日』は第56回グラミー賞で「ベスト・ロック・アルバム」を受賞、世界的な大ヒット作品となりました。


Setlist
01. Good Times Bad Times
02. Ramble On
03. Black Dog
04. In My Time Of Dying
05. For Your Life
06. Trampled Under Foot
07. Nobody’s Fault But Mine
08. No Quarte
09. Since I’ve Been Loving You
10. Dazed And Confused
11. Stairway To Heaven
12. The Song Remains The Same
13. Misty Mountain Hop
14. Kashmir
15. Whole Lotta Love
16. Rock And Roll

解散前のライブ盤は『The Song Remains The Same(邦題:永遠の詩〈狂熱のライヴ〉)』のみ。若きZeppの破天荒なツアー生活、ライブを映画で観た後、私もブート蒐集に夢中になっていきました。

解散後に発表された『BBC Sessions(BBCライヴ)』『How The West Was Won(伝説のライヴ)』も強烈に素晴らしいCDでしたが、2007年に改めてZeppが史上最高のロックバンドであったことを世界に示すとは!驚きと感激しかありません。もちろんこのライブを生で見られればもっと素晴らしいのはわかっているのですが、最高のロックミュージックがここにはあります!