Million Dollar Quartetは、1956年12月4日火曜日にテネシー州メンフィスにあるサン・スタジオで行なわれたElvis Presley,Jerry Lee Lewis,Carl Perlins,Johnny Cashによる即興ジャム・セッションです。

Carl Perkinsが「Matchbox」収録のためにバンドとスタジオ入りしている時に、Sam Phillips(サン・レーベルのオーナー)が録音にピアノを入れるため当時はまだ無名のJerry Lee Lewisを呼び、そこに偶然にRCAに移籍後のプレスリーが恋人のマリリン・エヴァンズと立ち寄ってセッションが始まったといいます。Sam Phillipsはセッション途中からずっと録音テープを回しており、また、the Memphis Press-Scimitarなる地方紙の記者を電話で招き、この記者により翌日の新聞記事でThe Million Dollar Quartetとして紹介されたそうです。

1981年になって『The Million Dollar Quartet 』としてこのセッションが発表されました。その後曲がどんどん足され、プレスリー本人が所有していたテープからの12分を追加して発表されたのが2006年の”The Complete Million Dollar Quartet”と “The Complete Million Dollar Sessions: 50th Anniversary Edition”という2枚組です。2枚組の本作品は、disc 1がセッションで、disc 2がそれぞれの名前でサン・レコードに4人が残した曲です。

 録音状態は良くなく、「セッション」というほどのものではありませんので、ファン用コレクターアイテムと思ってください。また収録曲は、カントリー・ミュージックとカントリー・ゴスペルが選曲のほとんどです。

このセッションでの代表曲とされるのは、プレスリーの1956年のヒット曲「Don’t Be Cruel 」です。この時の演奏は、ビリー・ワード&ザ・ドミノスのリード歌手であるJackie Wilsonの物真似でした。プレスリーは続けてアルバム「エルヴィス」に収録された「Paralyzed 」を歌っており、パーキンスと彼のトリオがバックアップを務めています。

Class of ’55

約30年後、パーキンス、ルイス、キャッシュ、および1956年にサン・レコード出身のロイ・オービソンも含めて『Class of ’55 』のレコーディングのためサン・スタジオに再集結しました。

「ミリオン・ダラー・カルテット (ミュージカル)」

フロイド・マトラックスおよびコリン・エスコットによる脚本でミリオン・ダラー・カルテットのセッションを脚色したミュージカルが製作されました。2006年、フロリダのSeaside Music Theatre でプレミア上演され、それから人気を博しました。その後2010年4月11日、Nederlander Theatre でブロードウェイ公演が開幕、人気ミュージカルとして海外公演も行われました。

来日公演 (ミリオンダラー・カルテット 9月6日(木) 東急シアターオーブ

2012年9月5日から17日、東急シアターオーブ、9月20日から22日、オリックス劇場で来日公演が上演されました。

1956年12月4日にメンフィスのサン・レコーズにエルビス・プレスリー、ジョニー・キャッシュ、 ジェリー・リー・ルイス、カール・パーキンスが集まり、サム・フィリップスのもとでレコーディングを行ったという歴史的な出来事。そんな音楽史上初めての“スーパーグループ”によるジャム・セッションの一夜を舞台化したのがこの作品。  エルヴィス・プレスリー役にオリジナル・ブロードウェイ・キャストのエディー・クレンデニング、カール・パーキンス役にリー・フェリス、ジョニー・キャッシュ役にデレク・キーリング、ジェリー・リー・ルイス役にトニー賞ミュージカル助演男優賞受賞オリジナル・ブロードウェイ・キャストのリーヴァイ・クライス、サム・フィリップス役にクリストファー・ライアン・グラント、ダイアン役にケリー・ラモント、フルーク役にダン・リアーリ、ジェイ・パーキンス役にチャック・ゼイヤスが配役されました。

Early Rock’n Rollのスター達のライブを実際に観たことはありませんが、ミュージカルも楽しいですね。親友と観に行き、至福のひと時でした。

Rock and Roll-Early Day

このジャンルでは 最も好きなコンピCDです。なんといってもジャケットデザインがかっこいい。ロックは見た目も重要ですよね。もちろん選曲もoriginal12曲は珠玉の名曲揃い。文句なしです。録音状態はそれなりです。

The Chords–Sh Boom Wynonie “Mr. Blues” Harris*–Good Rockin’ Tonight Willie Mae “Big Mama” Thornton-Hound Dog Muddy Waters–(I’m Your) Hoochie Coochie Man “Big” Joe Turner*–Shake, Rattle & Roll Bill Haley & His Comets*–(We’re Gonna) Rock Around The Clock Elvis Presley–That’s All Right Carl Perkins- Blue Suede Shoes Chuck Berry–Maybelline Bo Diddley–Bo Diddley Little Richard–Tutti Frutti Jerry Lee Lewis–Great Balls Of Fire

このCD以外にも、Rock&Roll Foreverシリーズは買いました。volime1~3.ジャケットはともかくロック創成期の楽しい曲ばかしです。

この世界に入るとはずせないのがAmerican Graffiti

映画もサントラも最高で、当時LP聴きこんでました。Doo Wopの世界も知り、リーゼント。ポニーテイル、twist、Tバード、キャデラック、プロム(卒業パーティ)。アメリカンカルチャーにあこがれました。この先は話すときりがありませんのでまたの機会にいたします。

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