「The Dark Side Of The Moon 」50周年記念、1974年『狂気』全曲演奏ライヴ盤
 アルバム『狂気』発売後の1974年11月ウィンター・ツアーでの、ロンドン/ウェンブリーアリーナで収録。

 バンド8作目「The Dark Side Of The Moon」は、レコーディング数ヶ月前よりライヴを通じて練り上げられたもので、アルバムは1973年3月1日にアメリカ、3月16日にイギリスでリリースされました。そしてこのライヴは『The Dark Side Of The Moon』リリース後、その完成形としてのライヴとして有名で、ブートレグを通じてもファンに知られています。

1. Speak To Me
2. Breathe (In The Air)
3. On The Run
4. Time
5. The Great Gig In The Sky
6. Money
7. Us and Them
8. Any Colour You Like
9. Brain Damage
10. Eclipse

Live albums (official)

Ummagumma 1969release

Delicate Sound of Thunder 1989release

Pulse 1995release

Is There Anybody Out There? The Wall Live 1980–81 2000release

Live at Knebworth 1990 2021release

The Dark Side of the Moon Live at Wembley 1974 2023release

今回の発売まで、Roger Waters在籍中の公式ライブ盤はウマグマだけでした。ライブバンドとして定評があり、70年代も多くのツアーを行ってきたフロイドのフルライブを追体験できるのは「光ーパーフェクトライブ」、「パルス」といった新生フロイドの名ライブ盤しかありませんでした。ついに、オフィシャルの高音質で1974年のライブが聴ける(残念ながら「狂気」の部分のみですが)のは素晴らしいことです。当時の「狂気」出来立て”旬”なライブを楽しみましょう!

Live in London 1972

「狂気」のプロトタイプが聴ける半オフィシャル?盤

CD解説によると、1971年の <Meddle Tour>を終えると翌 1 月から < Dark Side of the Moon Tour> をスタート。このツアーでは新作 『 狂気 』 のプロト・タイプがコンサートの 1st セットで披露される。このツアーの合間と終了後に制作し、翌 1973 年 3 月にリリースされる 。このツアーの中でもハイライトとなるのは 2 月にロンドンのレインボー・シアターで 4 日間に渡って行われたコンサートでこの模様は BBC ラジオの番組用として収録されるが放送は既発のナンバーのみである。今回、コンサートの模様を完全収録した放送時のオーディオ・テープの発見に伴いリリースに至る。コンサートの目玉はこの時点では「 Eclipse A Piece For Assorted Lunatics 」と題されていた 『 狂気 』 のプロト・タイプで完成形とは異なりながらも独特な味わいがある作品となっている。

「狂気」ファンには一聴の価値がある素晴らしいライブ盤ですよ。

■Disc 1:
1. スピーク・トゥ・ミー
2. 生命の息吹き
3. 走り回って
4. タイム
5.生命の息吹き(リプリーズ)
6. 虚空のスキャット
7. マネー
8. アス・アンド・ゼム
9. 望みの色を
10. 狂人は心に
11. 狂気日食
12. 吹けよ風、呼べよ嵐
13. ユージン、斧に気をつけろ
■Disc 2:
1. エコーズ
2. 神秘
3. ブルース
4. 太陽讃歌

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