
昨日、ヒューマントラスト渋谷で「ローレル・キャニオン、夢のウェストコーストロック」を観てきました。1965年から1975年にかけてウエストコーストサウンドのアーティストの桃源郷として名をはせた場所です。フォークロックの始まりといわれるThe ByrdsのMr.Tambourine Manのエピソードから、The Byrdsの成功を目標に、様々なアーティストが成功への階段を上っていく姿を貴重な映像でまとめた素晴らしいドキュメンタリー映画です。
The Byrdsはすべて後追いでCDを集めていきましたが、この1969年のライブ盤は2000年に発売されオンタイムで買いました。1969年にはDr. Byrds & Mr. Hyde を発表、Clarence White、Gene Parsonsが在籍中でよりカントリーに接近していた時期のライブです。このライブ盤も大ヒット曲のMr.Tambourine Man とTurn!Turn!Turn!はメドレーでさらっと歌っただけで、カントリーに極めて近いカントリーロックがメインです。名手Clarence White加入によりライブの評価が極めて高かった時代の貴重なCDです。

Roger Mcguinn 2015年7月2日 渋谷DUO
The Byrdsのライブは観れませんでしたが、Roger Mcguinnのライブは観ることができました。
当時のコメント:60年代を代表するアメリカンロックバンドThe ByrdsのリーダーだったRoger Mcguinnのソロライブを前橋の大田先生と見てきました。渋谷DUOは椅子席は満席、立見もいます。リッケンバッカーとアコギの2本でのライブは、1部はYounger than yesterdayから始まり渋い曲のオンパレード。ロデオの恋人からは2曲。
2部は大好きなrockn rollstar.そしてTom Pettyのアメリカンガール!Dylan愛に溢れるTalkも楽しく、客席の好反応に本人も絶好調。ギター、ボーカルとも若々しく、Mr.Tambourine manは、アコとリッケンの2バージョンで歌ってくれました。ラストはEight Miles High。アンコール最後はDylanの天国の扉。久々のロックライブはレジェンドに対して失礼ですが、掘出し物でした。バンドで見たらもっといいだろうなあ。



The Byrds Discography
- Mr. Tambourine Man (1965)
- Turn! Turn! Turn! (1965)
- Fifth Dimension (1966)
- Younger Than Yesterday (1967)
- The Notorious Byrd Brothers (1968)
- Sweetheart of the Rodeo (1968)
- Dr. Byrds & Mr. Hyde (1969)
- Ballad of Easy Rider (1969)
- (Untitled) (1970)
- Byrdmaniax (1971)
- Farther Along (1971)
- Byrds (1973)












McGuinn, Clark & Hillmanとしてのライブ盤は、1997年に発売された3 Byrds Land in London が素晴らしいです。1977年のライブで3人それぞれのバンドで演奏したのち、最後3人でRock’n roll Star,Tambourine,Eight milesの3曲を歌います。もう堪りません。 また、スタジオアルバムでは1979年のMcGuinn, Clark & Hillman がヒットしました。好盤です。

