
全盛期1972年に行われたワールドツアーのライブ2枚組。世界各地で録音され、日本公演も収録されている、中ジャケットの写真には武道館の公演風景が乗っており、日本ファンは驚喜しました。初来日1972年12月21日の日本武道館公演の音源はbootlegでもありますが、この素晴らしいライブ盤を聞けば、彼らの最高のショーが体験できます。1969年には彼らはすでにCaptured Liveというライブ盤を出していますが、絶頂期ライブはこれです。ヒット曲山盛り、観客ニコニコの楽しいショーアップされたステージ、DVDでもぜひ彼らのステージを見てほしいと思います。



当時の私のコンサートメモには、
「人生3回目の洋楽ライブです。コンサートの喜びをこのバンドで知りました。ショウアップされたコンサートの楽しさは、ライブ盤では味わえないものだというのを実感いたします。3人のヴォーカリストのハーモニーのすばらしさ、アメリカのトップバンドになったのも当然です。Lier, Easy To Be Hard, Joy To The World, Never Been To Spainいい曲いろいろありましたが。私はひげのチャックネグロン派、何と言ってもAn old fashioned love songで決まりでした。長髪でウエスタン風のパンツとレザージャケット、Fashinも含めてかっこいいったらありゃしない。チャックーーーー。 」



1970年代にシングルヒットを連発し、ダニー・ハットン、チャック・ネグロン、コリー・ウェルズという3人のボーカルを擁した独特のサウンドを持つバンド。ビルボードトップ40に21曲がチャート・インし、その内3曲が1位を獲得しています。オリジナル曲ではなく、ポールウイリアムス、ローラニーロ等様々な作曲家の曲を使って、シングルヒットを量産した。アルバムではNaturally,Harmonyがお薦め。71年に出たGoldenBisquitsもシングルベスト盤で人気ありました。
